さて前回の続きです。
前回は対抗系と相振り飛車との感覚の違いについて書かせていただきました。
それを踏まえて、居飛車党は相振り飛車が相振り飛車に向いているのか?という話です。
相居飛車の場合、角と飛車が同じ方を向いていて(先手目線でいうと2ニの地点です)攻撃力が非常に高いです。
相振り飛車では飛車は8筋(向かい飛車の場合)、角は2筋となんだか噛み合ってない印象です。そのため、飛車、銀、桂馬の3枚の攻めとなります。
角換りでも同じではないか❗️と思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、相腰掛けになることは稀です。
また相手の角が8八の飛車や7七の桂馬を睨んでいるため、腰掛け銀の様な指方は難しくなります。
そのため、5筋〜8筋で手に入れた歩で端攻めや、8筋を攻める展開になることが多いです。