お化け屋敷の日常(備忘録)

お金・節約術・書籍感想・雑学、その他etc.

消費者物価指数指数(2025年5月)

こんにちは今日のテーマは地味に人気コーナーの消費者物価指数です。

先日総務省より2025年5月の消費者物価指数(CPI)が発表されました。

以下総務省のページです。

統計局ホームページ/消費者物価指数(CPI) 全国(最新の月次結果の概要)

 

総合指数としては、前年同月比に比べて3.5%上昇しています。

また 「総合」から「食料(酒類を除く)およびエネルギー」を除いた消費者物価指数(コアコアCPI)がより天候(食料)や国際情勢(日本はエネルギーを輸入しているため)を除くため安定した物価の動向を捉えやすいため採用している所も多いです。

そのコアコアCPIも3.3%と3%以上の物価上昇が確認できます。

とはいえ、そんな難しい事をしなくても日々通うスーパーマーケットで支払う金額を考えれば実感できますね。

因みに日銀や政府は毎年2%のマイルドなインフレが目標としています(良いか悪いかは別問題ですが)つまり現状では目標よりも上にあるという事です。

デフレよりはインフレの方がましとは言われます

しかし現状はコストプッシュ型のインフレですので、あまり良くないインフレと一般的に言われています。

引き続き3.5%ですので、72の法則で考えること約20年で現在の貯金が半分になってしまいます。

インフレになる事は仕方ありませんが、急激に進むのは生活にも大きな影響が出るため困りますね。

現状では下手に止まってギリギリまで我慢しいきなりドカン(のように素人にはみえます)ですので給与がまず追いついてきません。

今後どうなるかまだ分かりませんが、次月も引き続き注視していきたいと思います。

参考に先月の感想をおいておきます。

obake752-kgeyna-8.hatenablog.com

 

敗者のゲーム(原著第6版)感想

こんにちは今日のテーマは名書と名高い「敗者のゲーム」の感想を書いていきます。

⚠️本書は最新版ではなく2015年に発行された第6版です。ですので、リーマンショック後でありコロナ前の時代の話です。

勿論大筋は8版と変わりません8版はソフトカバーですが、6版はハードカバーでした。

個人的な感想は6版の方が読みやすい(ような気が)しました。

稲妻が輝く瞬間を逃さないために「インデックスファンドバイ・ホールド」を徹底せよという書籍です。

内容としては具体的にどういう商品を購入せよといった話は書かれていません。

しかし、我々が方針をどうすれば良いかを教えてくれる本です。

まずは節約を行いお金を貯める事を推奨しています。生活防衛資金とも繋がります。

生活防衛資金があれば短期的な変動(本書ではミスターマーケットと称しています)に振り回される確率が低くなります。

また、相場の先行きにかけてはいけない。

債券のリスクは長期的にはインフレの波にのまれてしまう。

特に昨今のネット情報と異なるのはローンの返済(ここでは、学費ローン、住宅ローンを例に出しています。)は速やかに返済すべしとの意見です。

日本でもゼロ金利が長く続いた事もあり、5%未満であれば現金を残して住宅ローンにすべし。

何故なら5%(株式で得られるであろう金利

株式で得られる金利が遥かにローン金利よりも多いからという主張です。

勿論長い目でみればそう(なる確率が高いかも知らない)かもしれませんが、暴落時はどうするのか?という問題点が残ります。

精神的にも金額的にも辛い日々を乗り越える胆力がある人であればおすすめできるかも知れませんがたぶん一般的な人々には厳しいと思います。

またこういった主張がてるのは上げ相場の時「だけ」というところも考慮すべき点だと思います。

ローン返済に勝る投資なしというのが、本書の結論となっています。

また大半のアクティブファンドがコストの安いインデックスファンドに勝てないの理由についても大きく取り上げています。

アクティブファンドのマネージャーが優秀であればあるほど、平均を取りに行くインデックスファンドに勝てないという皮肉。

詳しくは本書を読んでほしいのですが、手数料と相手が優秀であればあるほど、ミスをしないため大きく利益を上げる事が難しくなっています。

ここが本書の肝である、「敗者のゲーム」に繋がっています。

勿論インデックスファンドにかつ、アクティブファンドも存在します。

しかし、山とあるファンドの中からそれを探し出すのは砂漠の中からビー玉を探すようなもので現実的ではなくまた過去の成績は未来を保証するものではないので過去の成績も当てにならないというのが本書の主張です。

また本書では401Kを強く推奨しております。日本で言えば「iDeCoや企業側DC」がそれに当たります。

最後にまとめると、若いころから節約し、背伸びしないで済む生活を行い低コストなインデックスファンドで運用するべし。一度買えば余計な事をせずじっと持っておく。となります。

ではまた次回の記事でお会いしましょう。

犬夜叉昔話③〜赤い鉄砕牙〜

今日のテーマは鉄砕牙の中でも結界破りの「赤い鉄砕牙」です。

犬夜叉が風の傷が通用しなくなった奈落に対して、対抗するために身につけた鉄砕牙の新たな姿です。

当初は百鬼蝙蝠を切るはずだっが、その対象がとある理由で切り事を躊躇います。

まだまだ粗暴な犬夜叉ですが、根幹は優しい男です。

一時は立た去ろうとしますが、 大獄丸の謀略により村の人々が襲われます。

結果として妖の秘宝「血玉珊瑚」を切る事により上記の結界を破る「赤い鉄砕牙」の力を得ます。

主な活躍は奈落の城(本物)の結界を破り奈落自身を守る結界を切りました。

同時に奈落にもダメージ(実態は無いため精神的なダメージが大きいと思われます。)を与えて城を捨ててまで奈落が逃亡せざるを得ませんでした。

連載当時ではかなりクライマックス感はありました。

その後7人隊編、白霊山編、新生・奈落とまだまだ続きますが…

実際のところかなり奈落を追い詰めたと思います。

物語の都合上もありますが、その後の人生・奈落等に通用せず目立った活躍はしませんが、あの独特の脈打つエフェクトは見応えがあります。

ではまた次回の記事でお会いしましょう。

スタグフレーションの時代

今日は今回は「スタグフレーションの時代」のレビューです。

⚠️今回はやや本書の内容にも言及していますのでご注意下さい⚠️

今回も著者は森永康平氏です。

前回は「国の借金は問題ないって本当ですか?」

obake752-kgeyna-8.hatenablog.comをレビューしました。

特に繋がっていませんが今回の書籍の方が前に出版されました。時期としたは2021年から2022年ごろです。

新型コロナにより世界が混乱していた頃(日本ではまん延防止等充填措置)、また痛ましい事件であったジョーカーが騒がれた頃の話です。

筆者は積極財政派です。

そう言った意見に嫌悪感のある方にはおすすめできません。しかし話自体は非常に分かりやすいため、反対派でも反対派の意見を知りたい方にはおすすめです。

因みに森永氏は本稿では怒っています。

めちゃくちゃ怒っています。何とかこの苦境を乗り越えたいが故の怒りという感じです。

この記事を書いた当時2025年5月からは3年ほど前の情報となっています。

本書全てがスタグフレーションについては語っていないので専門書ではありません。

1章でデフレ、インフレそして、本書のテーマであるスタグフレーションについて話しています。

また世界がデフレにならないように注視している事などが書かれています。

その後世界にも目を向けて、コロナによって起こった世界的なインフレについて。

またなぜ日本にはインフレの波が(そこまで、かつ当時)きていないか?などを考察しています。

この辺りが本書の肝かもしれません。また日本が抱える問題点ではないでしょうか?

著者はインフレよりもデフレが恐るべきと語っています。

勿論物には限度がありますし、コストプッシュ型のインフレなどダメなものはダメと言っています。

最後の方で、どうすればよいかを著者なりに提示しています。

当時の政府と現在の政府ではまだなされていません。どちらが正しかったか結果が分かるのは先の話ですが、、、

あくまで著者の意見ですが、このまま政府が失政を行えば失われた30年が40年、50年と続きかねないと危惧しています。

また国民の1人1人も危機感を待って正しい知識をつけて欲しいと主張しています。

このままお花畑なあたまを抱えてたまま茹でカエル状態でいれば、非常に厳しい未来が待っていると警鐘をならしています。

特にコロナ禍がきっかけになることを期待しているようです。

本書全体的に厳しい事が続きますが、現実を直視するには良い本だと思います。

また時間が経てば、当時の政策や著者の考えはどうだっか?の答え合わせもできるため、時が経っても読む価値はあると思います。

ではまた次回の記事でお会いしましょう。

サイコロジーオブマネー

今日はダイヤモンド社から発売された「 サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット」の感想です。

⚠️当ブログは投資を推奨するものではございません。

投資を行う際は必ずご自身の判断の元、そしてリスク許容の範囲内でお願いします。

また当ブログの記事を読んで判断を誤ったとしても、当ブログは一才の責任を負いかねますのでご了承の上進んでください。

この本は一般的なマネー本のような生活費は〇〇残して、毎月△△円を投資せよと言った感じの本ではありません。

タイトルにある通りどのようなマインド(心や考え)であれば投資はうまくいくのだろうか?という問いの答えを筆者なりに出しています。

また背表紙に知識<行動と書いている通り必ずしも、知識(ここでいう知識とはお金を稼ぐ力でしょうか?)があるという事よりも行動(ここでいう行動とは見栄を張らずに質素に生きるでしょうか)する事の方が大切といっています。

どう言った事をすると投資で失敗するかを19の章に分けて例を示しています。

一つのテーマで書いていないため、時間のない方にもオススメです。ただし、少しずつ章と章が繋がっているところもあるため頭から順に読み進める方が賢明だと思います。

ただ書籍内でも、「複利は大切」であり複利を生かすには「時間」が必要。

低コストのインデックスファンドをもつ

失敗を前提に余裕をもったプラン(期待リターンは低めにするそして生活防衛資金)の重要性など、長期・分散・低コストそして生活防衛資金の大切さを紹介しています。

儲かる為のテクニックを本書で学ぼうという方には不向きな本です。

ですが、既に投資を始められていら方で様々な誘惑(儲け話や嗜好品など)に駆られたり、中々投資にお金を回せないという方にはオススメです。

10人いれば10人の投資方法があります。

本書で自分の芯となる考えてを見つけてみて下さい。

 

ではまた次回のレビューでお会いしましょう。

 

オルカン時代のコアサテライト戦略

こんにちは今日のテーマは「コアサテライト戦略」です。

⚠️当ブログは投資を推奨するものではございません。

投資を行う際は必ずご自身の判断の元、そしてリスク許容の範囲内でお願いします。

また当ブログの記事を読んで判断を誤ったとしても、当ブログは一切の責任を負いかねますのでご了承の上進んでください。

さて、本題ですが。

新NISAが始まりイーマクシススリムS&P500及びオールカントリーが人気のワンツーでしょうか?

当ブログの読者の皆様も、どちらかを保有している方も多いと思います。

最近良く目にするコアサテライト戦略。

簡単に申し上げますと、コア(中心、中核)となるところにオルカンのように安定がある商品※1、そしてサテライトとして少額リスクが高くても攻めの商品を運用するという戦略です。

※1安定があると言っても株式100%ですので、リーマンショック級がきた場合50%以上の損失が複数年に渡って続く可能性があります。また平時でも平気で30%程下落する事がありますので決して安全な商品ではありません。

さて、少し話はそれましたが、我々はサテライトな何をすれば良いでしょうか?

当ブログの結論は、山崎元氏が書いている「 超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」にも書いてある通り

サテライトにもオルカンを購入する。

そもそも、本書ではコアサテライト戦略自体が、証券会社が商品を売ることに必至だなと流しておくべしと書いています。

オルカンの信託報酬は年率で0.057%つまり100万預けても600円程度で運用してもらえます。

裏を返せば、販売会社(この場合運用会社や指示会社も含みますが、分かりやすいためこの表現で統一します)には600円程度しか入りません。

つまり顧客がこればかり購入すると儲けになりません。

ですので、信託報酬の高いファンドをプロモートするのです。

しかし、低コストインデックスファンドで利益が出ても自分の腕ではなくあくまで市場平均を享受しているという謙虚な気持ちを忘れないようにしたいですね。

再度結論を記入すれば、オルカン時代のコアサテライト戦略は「オルカン」を買うことだと思います。

ではまた次回の記事でお会いしましょう。

犬夜叉昔話②空耳

今日のテーマは「空耳」です。

七人隊を熱く語ったので、これも語りたいと思います。

七人隊編オープンニングの「grip」が始まる前に犬夜叉が「やってきたぜ犬の〇〇、犬夜叉様の始まりだ」そのかめごが簡単な先週の振り返りを言ってオープニングが始まります。

〇〇が空耳となっていました。皆様正しく聞き取れましたか?少しだけ古文の知識(?)が必要です。

時期的に2003年頃です。

因みに、その頃「新型肺炎SARSの流行」、「イラク戦争」、「りそな銀行公的資金注入」、「阪神タイガースの18年降りのリーグ優勝」などがありました。

少し話は逸れましたが、テーマに戻ります。

当時当ブログの管理人はテレビを見ていて、やってきたぜ犬の悟空と思っていました。

ドラゴンボール孫悟空ではなく、元ネタの三蔵法師に使える猿の方の悟空です。

かごめを三蔵法師に見立てて、犬夜叉が悟空なのかと勝手に解釈をしていました。

正しくは犬の刻(こく)です。

少しだけ補足をしますと、刻は時刻の刻です。

そして、犬の刻は今の時間ですと、午後8時から前後2時間を指します。つまり犬夜叉の放送時間である午後7時が犬の刻が始まるという事です。

犬夜叉昔話は語りたい事が多いのでまだ続く(かも知れません)

ではまた次回の記事でお会いしましょう。